英語でのグローバルコミュニケーションにおける日本人と海外の人の3つの意識の違い

英語でのグローバルコミュニケーションにおける日本人と海外の人の3つの意識の違い
2020年9月29日 GENKI
英語でのグローバルコミュニケーションにおける日本人と海外の人の3つの意識の違い

フィリピン留学を検討している方の中には、発音やアクセントなどを気になさる方もいるかもしれません。今回はフィリピン留学後にカナダへも留学した経験のある私が、日本人が意識していることと外国人が意識していることの差についてご紹介します。

 

私がカナダで英語を勉強し始めた頃、英語でコミュニケーションを取る際に、自分の発音やイントネーションが気になったり、時制や単語の間違いを言い直したりしていました。

それに気付いた友人のカナダ人が「ネイティブスピーカーが気にしているのは発音や文法ではなくて、あなたが話すことや、その内容だ」と、発音やミスを気にしすぎないように声を掛けてくれました。

これをきっかけに、間違いやイントネーションなどを気にせず、自分が相手に伝えたいことにフォーカスするように英語への意識が変わったのです。しかし、私と同じように海外の人と話す時に、日本人訛りの発音や文法の間違いといったことが気になってしまう人は多いのではないでしょうか。

以下では、グローバルコミュニケーションにおける日本人と海外の人の3つの意識の違いを比較しながら、円滑にコミュニケーションを取るためにできることを紹介します。

 

日本人が英語を話す時に気にしがちな3つのこと


英語でのグローバルコミュニケーションにおける日本人の特徴

① 発音

そもそも日本語と英語では発音の仕方が全く違います。舌や喉の使い方など物理的に違うわけですから、ネイティブスピーカーと同じ発音ができなくて当然なのです。それでも、日本人訛りの発音に居心地の悪さや自信の無さを感じてしまうという人もいるでしょう。私もそのひとりでした。語学学校に通って発音矯正のクラスを取っていましたが、なかなかネイティブのような流ちょうな英語を話すことはいまだに難しいです。

 

② 文法や時制などの間違い

日本人は英語の基礎知識を義務教育の中でしっかり学んでいます。そのため、文法や時制の間違いなど細かいミスにとても敏感です。過去形なのに現在形で話してしまったとか、形容詞と副詞が間違っているとか、そういった些細なことに気付ける知識を持っているという点では、素晴らしいことです。しかし、そのために、普段の会話の中で「今の部分は過去形だった」など、自分の英語を自分で添削する癖がついてしまっています。

 

③ 流ちょうかどうか

そして、最も日本人が気にするのは、どのくらい流ちょうに英語を話せるかどうかではないでしょうか。リンキングやスラングなどを使って、できるだけネイティブスピーカーの発音や表現に近づくことが、英語ができる証明になると考えています。そのため、途中でつかえてしまったり、上手く文章が続かなかったりすると、流ちょうではない=英語ができないと思って、自信を失くしてしまうのです。

 

 

海外の人が日本人とのコミュニケーションで意識する3つのこと


英語でのグローバルコミュニケーションにおける海外の人の特徴

① 主張の内容

1つ目は、主張の内容です。先ほど、私の友人のカナダ人が言ってくれたことでも紹介しましたが、グローバルコミュニケーションにおいて海外の人が意識を向けるのは主張の内容であり、会話そのものです。相手がこれからどんなことを話そうとしているのか、どういう意見を持っている人なのかを知ることに意識を向けます。

例えば、海外の人がカタコトの日本語であなたに何かを伝えようとしていたら、相手が何を言おうとしているか理解しようと耳を傾けますよね。それと同じことが英語でも言えます。単語や文法の間違いよりも、あなたが英語で伝えようとしている主張の内容を理解することに意識を向けてくれます。

 

② 自分の問いかけに対するはっきりとした答え

2つ目は、自分の問いかけに対するはっきりとした答えです。私がカナダで働いていた時に、同僚から「明日のシフトを代わって欲しい」と突然頼まれたことがありました。特に予定はなかったのですが、連日勤務が続いていて久しぶりの休日だったので、正直休みたい気持ちがありました。しかし、彼女はよく私を助けてくれたので、ただ”No, I can’t.”では、申し訳ないような気持ちにもなったのです。

そこでなんとかオブラートに包んだ丁寧な文章を考えながら伝えていると、彼女は徐々に怪訝な顔に。そして「結局あなたはシフト代われるの?代われないの?」としびれをきらされたことがありました。

丁寧に伝えることができればベストですが、一言 “I’m sorry, but I can’t.” だけで十分な場合もあります。

 

③ 話が理解できないほどの文法や単語の間違い

3つ目は、話が理解できないほどの文法や単語の間違いです。グローバルコミュニケーションを取る場合、ある程度の英語が話せることは最低条件です。話の内容や何を言おうとしているのか全く理解できない英語だと、そもそものコミュニケーションが成り立たないので、さすがに海外の人も気になるでしょう。

現在形と過去形間違えてしまう。三人称の後の動詞にSをつけ忘れた。など、話の内容を理解するうえで支障にならない程度の間違いであれば問題ありません。ネイティブスピーカーでさえ、文法や言い回しを間違えることがあるからです。

 

 

英語を話す相手は誰?円滑なコミュニケーションを取るために何ができる?


英語でのグローバルコミュニケーションを円滑にするための方法

それでは、日本人が英語を話し、海外の人と円滑なコミュニケーションを取るために何ができるのでしょうか?

  •  英語を話す相手は誰か?意識を向ける方向を切り替える

まず、あなたが英語を話す相手は誰だか考えてみましょう。日本語以外の言語を話す海外の人たちですよね。日本人が英語の間違いやイントネーションを気にしすぎる背景には、同じ日本人の存在があります。カタコトの英語ではかっこ悪いし、ネイティブっぽい発音をするとかっこつけているように思われてしまう。といった日本人からの評価ではないでしょうか。しかし、あくまであなたが英語を話す相手は海外の人たちです。

意識すべきなのは、自分の英語を日本人がどう思うかではなく、海外の人に自分の意思や相手への答えがしっかり伝わるかどうかです。日本人訛りのイントネーションであることも、あなたが日本人であることの証で、英語として間違っているわけではありません。自信を持って相手に伝わる言葉を話すことに意識を切り替えましょう。

  •  自分の知っている英語を使って伝える

私がカナダで生活し始めたばかりの頃は、中学の英語で習うような基本的な英語を使って海外の人とコミュニケーションを取っていました。何かをしたい時には “I want to~” 相手に何かをして欲しい時には “Can you~?” など、基礎的な文法や単語で十分にコミュニケーションを取ることができました。まずは、自分が知っている英語を使って伝えるところから始めてみましょう。

それと並行して勉強を続けていけば、英語の知識量が増えていき、使える英語も増えていきます。まずは相手に伝わることを意識して話すこと。そして、それができるようになってきたら少しずつ違う言い回しや、レベルアップした表現を使ってみる。という段階を踏むことで、グローバルコミュニケーションをより豊かなものに成長させることができます。

 

 

まとめ


今回紹介した内容は、グローバルコミュニケーションをするきっかけの部分です。文法や単語が間違っていても通じればそれでいいということではなく、少しでもミスを減らして発音やイントネーションを改善する必要はあります。

しかし、英語での間違いを気にする前に、まずは海外の人に自分の意見を伝えることに意識を向けることが先です。英語の細かいミスやイントネーションを修正してブラッシュアップしていくことは、後でいくらでもできます。

まずはフィリピン留学で英会話を伝えれることを練習しませんか?